設立趣意

大阪は古くから大陸文化を摂取する門戸として発展し、難波宮跡や仁徳陵をはじめとする陵墓、各地の住居跡など多くの史跡・遺跡が残されています。また、四天王寺や観心寺などには各時代の優れた美術工芸品や建造物が伝わり、民俗や民家、明治建築も文化の基盤として息づいています。

しかし、文化財は天災や開発により損傷や変化の危機にあり、保全・修理・調査研究が重要な課題となっています。これらを後世に伝え、府民に成果を公開・活用するため、大阪の文化財の調査・整理・研究を行う大阪文化財センターが設立されました。

文化財の保存と活用を通じて、大阪の文化の進展に寄与することを目指しています。

(昭和47 年11 月27 日設立)

設立発起人

  • 赤堀四郎 大阪府教育委員会委員長/前大阪大学総長
  • 浅野 清 大阪工業大学教授
  • 坪井清足 奈良国立文化財研究所調査部長
  • 藤澤一夫 帝塚山大学講師
  • 小川栄一 財団法人藤田美術館理事長
  • 加藤三之雄 財団法人日本民家集落博物館常務理事
  • 髙松忠清 宗教法人住吉大社代表役員
  • 出口常順 宗教法人四天王寺代表役員
  • 玉田義美 大阪府教育委員会教育長
  • 髙尾正二 大阪府都市教育長協議会副会長/堺市教育委員会教育長
  • 益倉辰次郎 大阪府都市教育長協議会副会長/東大阪市教育委員会教育長
  • 戸谷宣道 大阪府町村教育委員会連絡協議会副会長/島本町教育委員会教育長

シンボルマークについて


昭和55年度から58年度にかけて近畿自動車道建設に伴い当法人が調査を実施した、八尾市美園古墳から出土の家形埴輪(国指定重要文化財、文化庁所蔵)をデザイン化したものです。

財団法人大阪文化財センターと財団法人大阪府埋蔵文化財協会との統合を記念し制定したもので、職員から原案を募集し、23名48件の応募の中から選ばれたものを、プロのデザイナーに整えてもらいました。


実物資料は、大阪府立近つ飛鳥博物館の常設展示[埴輪の世界]コーナーに展示されています。

入母屋造(いりもやづくり)高床式住居を表現した精緻な埴輪で、外面全体と内部の一部がベンガラで赤く塗られています。
大きさは、高さ70cm、棟の最大長75cm、桁行最大長55cm、梁行の最大長45cm です。


屋根には11 個の鰭(ひれ)飾りが付き、四方の壁の中央の柱には、鋸歯文による文様が施された盾の線刻が見られます。
家の内部は、床の中央に方形の透かし穴があるほか、市松模様で網代(あじろ)を表現した小さなベッドがあります。
大棟(おおむね)の妻部には束(つか)の上に斗(ます)が表現され、わが国建築史上注目されています。
この家形埴輪は、当時の首長の家を忠実に再現している可能性が大きいとされています。

組織図・アクセス

当センターの組織図とアクセス情報は以下ページからご覧いただけます。

情報の公開

定款・中期経営計画・事業報告/収支予算書・事業報告書・決算書・役員評議員名簿・役員報酬等を以下のページからご覧いただけます。

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