当センターは、昭和47(1972)年の法人設立の当初から、文化財に関する普及啓発事業を埋蔵文化財調査事業に並ぶ大きな柱として位置付けてきました。この活動は、現在の文化財行政にも通じるもので、当時では先進的な組織であったといえます。しかし、年号が平成になり、バブルの崩壊とともに普及啓発事業の経費を確保することが非常に厳しくなり、それまで事業を担ってきた普及部を平成20(2008)年度に廃止し、総務部を総務企画部に変更することで事業を吸収することになりました。平成23(2011)年に法人の公益認定を受けた際に、事業名を資料活用事業に改めましたが、現在も総務企画課が担当し続けています。
平成30(2018)年に文化財保護法が改正され、文化財の保存活用を推進することが強く求められるようになりました。当センターにおいても府民への還元を念頭に、より一層の事業展開の拡大を進めたいと思います。
文化財講演会
一般府民を対象とした文化財講演会を実施したり、大学等の依頼により講師を派遣しています。
写真は近鉄文化サロンでの講演会の様子です。
文化財展示会
発掘調査の最新成果を博物館等の協力を得て適時展示、公開しています。また、展示に合わせて講演会や実物資料を間近で見ていただく機会も企画しています。
現地説明会
発掘調査成果を広く一般府民に公開し、文化財保護の啓発を行っています。担当職員が遺構や遺物の見どころを分かりやすくお話しし、文化財の魅力を身近に感じていただけます。
写真は、高槻市所在の上牧遺跡で「現地説明会」を開催している様子です。
出土遺物の借用・資料調査の許可申請
当センターでは、保管している出土遺物の博物館等への貸出しや、資料調査の対応を行っています。
写真資料等の借用・掲載の許可申請
当センターが所有している写真や映像等の文化財資料の貸出しを行っています。
所有蔵書資料
当センターが所有している蔵書をご覧いただけます。
現在、別の施設にて図書を分散保管しているため、「事前予約制」となっております。
学習支援について
職業体験学習などの学校教育支援や、発掘調査現場等の見学受入、学校からの依頼により出前授業なども受け入れています。
写真は高校生が出土遺物の接合体験をしている様子です。