大阪府文化財センター

陵南の森公民館(羽曳野市)との連携事業の歴史文化講座5回目を実施しました。 (令和 3年 2月17日アップ)



     2月 8日(月)、羽曳野市の陵南の森公民館との連携で実施している歴史文化講座「『河内名所 図会』と考古学」の第5回目を実施しました。

    今回の講演はもともと昨年の12月21日(月)に予定していたものですが、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて、延期していたものです。


    今回は当センターの江浦 洋専務理事兼事務局長が、「『河内名所図会』に描かれた妙見寺-采女竹良塋域碑と塔の石ツエ-」と題して講演しました。


    太子町に所在する妙見寺について、『河内名所図会』や『河内鑑名所記』をはじめとする地誌や考古学的な調査成果、地形などを検討し、

    多角的に解説しました。


    非常事態宣言下での開催ではありましたが、検温や消毒、ソーシャルディスタンスの確保、講演者前のシールドの設置など、

    万全の対策を講じていただき、無事に終了することができました。


    新型コロナウイルス感染症の影響を受け、延期などもありましたが、最終回まで無事に終了することができました。

    参加いただいた皆様、関係各位に厚く感謝申し上げます。


        ※ 外部リンク → 羽曳野市 陵南の森公民館

遠景
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『黒山遺跡・太井遺跡発掘調査』 現説動画を公開しています! (令和 3年 2月 8日アップ)


 堺市美原区にある黒山(くろやま)遺跡・太井(たい)遺跡では、
 令和 2年 2月から同年10月にかけて発掘調査を行いました。

 調査では、奈良時代から鎌倉時代を中心とする掘立柱建物が
 100棟以上みつかり、これまで詳細があまり知られていなかった
 黒山遺跡に大規模な集落が存在したことがわかりました。

 残念ながら、今回は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、
 現地の公開や説明会の開催を見送ることになりましたので、
 調査中の記録と発掘調査方法を紹介する動画を公開いたします。

 少しでも発掘調査の雰囲気を感じていただけると幸いです。

 『黒山遺跡・太井遺跡発掘調査』  【再生時間 / 8分49秒】

 黒山遺跡・太井遺跡 動画解説資料  【PDF / 2.9MB】

黒山

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大阪府立狭山池博物館のミニ展示『古代の相貌(そうぼう)』において、       (令和 3年 2月 3日アップ)
                    当センター保管資料が展示されています。



    当センターが発掘調査を実施しました八尾市山賀遺跡「土偶」、八尾市久宝寺遺跡「土偶」、茨木市溝咋遺跡「線刻土器」、
    枚方市津田遺跡「塼仏」「鏡像」「懸仏」を展示しています。

    この展覧会では、当センターのほかに大阪府教育委員会・大阪府立弥生文化博物館・大阪府立近つ飛鳥博物館が所蔵保管している
    「顔」に関わる考古資料を共同で展示し、公開することにしました。

    また、当センターが調査に関わった和泉市仏並遺跡出土の「土面」も展示しています。
    縄文時代の人々の精神性を考えるうえで重要な資料であるとして、昨年度に大阪府有形文化財に指定されました。

    展示品から、「顔」をどのような気持ちでその時代の人々が描いたのか、
    相貌(顔つき)の表現の異なりに思いを巡らせていただければと思います。

        ※ 外部リンク → 大阪府立狭山池博物館ホームページ

展示品
展示風景

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陵南の森公民館(羽曳野市)との連携事業の歴史文化講座4回目を実施しました。 (令和 3年 1月19日アップ)



     1月18日(月)、羽曳野市の陵南の森公民館との連携で実施している歴史文化講座「『河内名所 図会』と考古学」の第4回目を実施しました。

    今回の講演はもともと昨年の12月 7日(月)に予定していたものですが、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて、延期していたものです。


    今回は当センターの市本芳三総務企画課長が「『河内名所図会』からみた古代寺院」と題して講演しました。


    羽曳野市域に所在する野中寺や西琳寺などのほか、隣接する藤井寺市や柏原市の古代寺院についても

    『河内名所図会』と考古学的な調査成果について多角的に解説しました。


    非常事態宣言下での開催ではありましたが、検温や消毒、ソーシャルデイスタンスの確保、講演者前のシールドの設置など、

    万全の対策を講じていただき、無事に終了することができました。


        ※ 外部リンク → 羽曳野市 陵南の森公民館

近景
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普賢寺遺跡 地元限定の現地公開を開催しました。 (令和 2年11月19日アップ)



 11月18日(水)、普賢寺遺跡の現地公開を実施しました。

 今回は新型コロナウイルス感染防止のため、

 地元関係者のみなさんにのみ限定した公開となりました。

 当日は小春日和の快晴の中を 52名の方々に見学をいただき、

 地元の歴史の一端に触れていただけたと思います。

 普賢寺遺跡 現地公開資料【PDF / 519KB】

普賢寺

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陵南の森公民館(羽曳野市)との連携事業の歴史文化講座3回目を実施しました。 (令和 2年11月19日アップ)



    羽曳野市の陵南の森公民館との連携で実施している歴史文化講座「『河内名所図会』と考古学」の第3回目を実施しました。

    11月16日(月)、当センターの佐伯博光課長補佐が「『河内名所図会』に描かれた駒ヶ谷金剛輪寺」と題して講演しました。

    明治時代の廃仏毀釈によって往時の様子をとどめることのない金剛輪寺を絵図や文献から読み解くことで、

    地元羽曳野市の歴史の一端をお伝えすることができたかと思います。


        ※ 外部リンク → 羽曳野市 陵南の森公民館

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陵南の森公民館(羽曳野市)との連携事業の歴史文化講座2回目を実施しました。 (令和 2年11月13日アップ)



    当センターでは、羽曳野市の陵南の森公民館との連携し、歴史文化講座「『河内名所図会』と考古学」を実施しています。

    11月 2日(月)、当センター調査課の鹿野 塁副主査が「『河内名所図会』に描かれた近つ飛鳥と梅鉢陵」と題して講演しました。

    当日はあいにくの雨でしたが、参加いただいた皆さんは『河内名所図会』をはじめとする様々な文献や絵図と

    考古学の接点についての解説に熱心に聞き入っておられました。


        ※ 外部リンク → 羽曳野市 陵南の森公民館

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陵南の森公民館(羽曳野市)と連携して歴史文化講座を実施しています。 (令和2年10月22日アップ)



    当センターでは、羽曳野市の陵南の森公民館との連携事業として、歴史文化講座「『河内名所図会』と考古学」を実施しています。

    10月19日(月)、大阪府立近つ飛鳥博物館廣瀬時習副館長兼学芸課長が「名所圖會からみた考古学-王権と玉作部-」と題して講演を行いました。

    通常、羽曳野市在住、在勤、在学の方に限定されていますが、今回の講座は対象拡大講座として、市外からの参加も可能でとなっていますが、

    新型コロナウィルス感染症拡大防止に配慮し、人数をしぼった形での開催となりました。

    当講座は11月から12月まで、あと4回実施いたします。詳しくは下記のリンクをご覧ください。

        ※ 外部リンク → 羽曳野市 陵南の森公民館

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島本町尾山遺跡の現地説明会が開催されました。 (令和2年10月19日アップ)



   10月 3日(土)、島本町尾山遺跡において、島本町教育委員会主催の現地説明会が開催されました。

   コロナ禍での開催ということもあり、当日は人数と時間に制限を設けての開催となりましたが、251名のご参加をいただき無事に終了いたしました。

   また、10月 5日(日)は島本町立第三小学校の皆さんが来跡され、見学後は活発に質問をいただく場面もありました。

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大阪国際大学の博物館学芸員資格取得の博物館実習を受け入れました。 (令和2年9月17日アップ)



 8月25日、門真市普賢寺遺跡において、大阪国際大学国際観光学科の
 博物館実習生3名を受け入れました。
 現場にて調査状況を見学し、詰所で遺物整理作業の目的や流れを
 説明したあと、遺物の洗浄作業の実習をしてもらいました。
 各遺物の時代性・用途等の説明をし、学生は熱心に耳を傾け、
 時折質問もありながら、実習に取り組んでいました。
 将来の学芸員としての実務の一貫の経験になったかと思います。

普賢寺

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