大阪府文化財センター

イベント・活動 令和 5年度

新理事長に狭川真一が就任しました



      令和2年4月から令和7年6月まで5年3か月間、理事長を務めた坂井秀弥が退任し、令和7年6月25日付で狭川真一が新理事長に就任しました
     ことをお知らせします。

     <新理事長ごあいさつ>
      坂井理事長の後任として理事長に就任いたしました。非力ではございますが、これまでの経験を活かし、現場で活躍する職員の皆さんと共に
     当センターを盛り上げてゆく所存です。
      さて、本年度で創立53年目となる長い歴史を持つ当センターは、これまで広域道路、治水、住宅開発などに先駆けた大規模な発掘調査を
     数多く手掛けてまいりました。また昨年度末に解散となった一般財団法人大阪市文化財協会が長年に亘って実施してきた調査地域を引き継ぎ、
     難波京跡や大坂城跡、大坂城下町跡などの小規模ながらも緻密な発掘調査も加わり、幅広い視野で調査を実施する機関として日々の活動を行って
     おります。
      その成果の蓄積は膨大なものであり、考古学をはじめとした学術面でも注目される事項が数多く確認され、それらの情報発信を行うことは
     当センターの重要な責務の一つでもあります。日本民家集落博物館の運営や泉佐野市立歴史館いずみさのにおける指定管理の受託、さらには
     関連自治体や文化団体等の協力を得て、各所で成果展示や講演会などを行い、府民の方々を中心に広く文化財の重要性を理解していただく努力
     を積み重ねております。
      これからも地域に根差した公益法人として活動してまいる所存ですので、多くの方々のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

                                                                                 理事長 狭川 真一
理事長交代

左:坂井秀弥前理事長   右:狭川真一新理事長




line_1