大阪府文化財センター

イベント・活動 令和 5年度

高槻市 梶原南遺跡の「調査成果速報展示」を高槻市立今城塚古代歴史館で開催しています。


 当センターでは、新名神高速道路建設に伴い高槻市にある梶原南遺跡の発掘調査を令和元年度より実施しています。このたび、令和3年度から4年度にかけて実施した発掘調査の整理作業が終了しましたので、成果をいち早く公開すべく、高槻市立今城塚古代歴史館の協力を得て、展示することとなりました。

 梶原南遺跡は、梶原遺跡調査会や高槻市の発掘調査により弥生時代から鎌倉時代の遺構や遺物が確認されています。中でも、奈良時代の集落は古代山陽道に設けられた「大原駅家(おおはらのうまや)」ではないかと考えられています。
 今回の発掘調査では、弥生時代中期の方形周溝墓や奈良時代の井戸などを検出しました。また、河川の移動により窪地となった放棄流路からは、近接する古代寺院である梶原寺の創建時にふかれた瓦と同じ文様をもつ飛鳥時代の瓦なども出土しました。

 展示では、今回の調査で出土した弥生土器や飛鳥時代から奈良時代の土器、瓦などに加え、奈良時代の一木造りによる漆塗りの箱をご覧いただけます。会期は令和6年2月25日(日)までとなりますので、皆様お誘い合わせの上ぜひお越しください。

  【高槻市立今城塚古代歴史館】
   住所     高槻市郡家新町48-8
   T E L     072-682-0820
   開館時間  10:00〜17:00(入館は16:30まで)
   入館料    無料(特別展・企画展除く) ※今回の「調査成果速報展示」は無料でご覧いただけます。
   定休日    月曜(祝日の場合は翌日)、祝日の翌日、年末年始(12/28〜1/3)
          ※月曜日が祝日の場合は火曜休館。土曜日が祝日の場合は日曜休館。
   アクセス   JR摂津富田駅北から市営バス「南平台経由奈佐原」行き(約10分)「今城塚古墳前」下車 徒歩5分

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漆塗り箱(左 表面、右 内面)

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