大阪府文化財センター

シンボルマークについて

大阪府文化財センターシンボルマーク

 

センターのシンボルマークは八尾市美園古墳出土の家形埴輪(国指定重要文化財)をデザイン化したものです。
実物資料は、大阪府立近つ飛鳥博物館の常設展示[埴輪の世界]コーナーに展示されています。

 
破風に見られる束の上の「斗」の表現
四壁の真中にある「盾」の表現
内部に見られる「ベッド」
 

入母屋造(いりもやづくり)高床式住居を表現した精緻な埴輪で、全体が赤く塗られています。屋根には11個の鰭(ひれ)飾りが付き、四方の壁の中央の柱には盾の線刻が見られます。家の内部は床の中央には方形の透かし穴、一方には市松模様で網代(あじろ)を表現した小さなベッドがあります。大棟(おおむね)の妻部には束(つか)の上に斗(ます)が表現され、わが国建築史上注目されています。