「令和5年度スポットテーマ展 うつす、まねる―模倣と複製の考古学―」を大阪府立狭山池博物館で開催しています。
令和6年2月21日より大阪府立狭山池博物館で開催されている、令和5年度スポットテーマ展「うつす、まねる―模倣と複製の考古学―」に当センターの資料を展示しています。
本展では、大阪府教育委員会、大阪府立弥生文化博物館、大阪府立近つ飛鳥博物館、茨木市教育委員会ならびに当センターが所蔵、保管する実物資料や複製品、復元品、参考資料をとおして、考古学における模倣や複製の意味やレプリカ、復元品の役割について紹介します。
当センターからは大阪市難波宮跡出土木簡や寝屋川市讃良郡条里遺跡出土絵馬などのレプリカを展示しています。また、大阪府教育委員会ならびに茨木市教育委員会からは、茨木市安威1号墳より出土した鍬形石や車輪石、石釧の実物資料が出展されています。これらの石製腕飾類が揃って展示されるのは、本展が初めてとなります。
展示は令和6年3月17日(日)まで開催しています。また、3月9日(土)には関連講演会も実施しますので、皆様ぜひお越しください。
【大阪府立狭山池博物館】
住所 大阪府大阪狭山市池尻中2丁目
開館時間 10時から17時まで(入館は16時30分まで)
入館料 無料
定休日 毎週月曜日(月曜日が祝休日の場合は翌日)、
年末年始(12月28日~1月4日)
アクセス 南海電鉄 大阪狭山市駅下車、西へ約700m。
ホームページ https://sayamaikehaku.osakasayama.osaka.jp/
|
※クリックすると拡大します
|
難波宮跡出土「戊申年」木簡(展示はレプリカ)
|
|
|
高槻市 梶原南遺跡の「調査成果速報展示」を高槻市立今城塚古代歴史館で開催しています。(2/25終了)
当センターでは、新名神高速道路建設に伴い高槻市にある梶原南遺跡の発掘調査を令和元年度より実施しています。このたび、令和3年度から4年度にかけて実施した発掘調査の整理作業が終了しましたので、成果をいち早く公開すべく、高槻市立今城塚古代歴史館の協力を得て、展示することとなりました。
梶原南遺跡は、梶原遺跡調査会や高槻市の発掘調査により弥生時代から鎌倉時代の遺構や遺物が確認されています。中でも、奈良時代の集落は古代山陽道に設けられた「大原駅家(おおはらのうまや)」ではないかと考えられています。
今回の発掘調査では、弥生時代中期の方形周溝墓や奈良時代の井戸などを検出しました。また、河川の移動により窪地となった放棄流路からは、近接する古代寺院である梶原寺の創建時にふかれた瓦と同じ文様をもつ飛鳥時代の瓦なども出土しました。
展示では、今回の調査で出土した弥生土器や飛鳥時代から奈良時代の土器、瓦などに加え、奈良時代の一木造りによる漆塗りの箱をご覧いただけます。会期は令和6年2月25日(日)までとなりますので、皆様お誘い合わせの上ぜひお越しください。
【高槻市立今城塚古代歴史館】
住所 高槻市郡家新町48-8
T E L 072-682-0820
開館時間 10:00〜17:00(入館は16:30まで)
入館料 無料(特別展・企画展除く) ※今回の「調査成果速報展示」は無料でご覧いただけます。
定休日 月曜(祝日の場合は翌日)、祝日の翌日、年末年始(12/28〜1/3)
※月曜日が祝日の場合は火曜休館。土曜日が祝日の場合は日曜休館。
アクセス JR摂津富田駅北から市営バス「南平台経由奈佐原」行き(約10分)「今城塚古墳前」下車 徒歩5分
|
|
漆塗り箱(左 表面、右 内面)
|
|
大県郡条里遺跡・山ノ井遺跡発掘調査現場の 『現地公開』 を開催しました。(12/9終了)
発掘調査は、寝屋川流域総合治水対策の一環である恩智川(法善寺)多目的遊水地の整備に伴うもので、令和5年1月から実施しています。
遊水地が計画されている範囲には、大県郡条里遺跡と山ノ井遺跡の二つの遺跡が広がっていて、当センターでは平成23年度以降継続して調査を進めています。現在は第11次目の調査を行っていて、今回弥生時代中期末から後期初頭の方形周溝墓がみつかったことから、現地公開を令和5年12月9日(土)に行いました。
現地公開の当日は晴天、13時30分から15時まで絶え間なく見学者が訪れられました。最終的には74名の方々に現地公開に来ていただきました。事故もなく、現地公開を終えることができ、ありがとうございました。
令和5年の年の暮れ、寒さが一段と募ってまいりましたが、今後とも今回の調査成果を、皆様にお伝えしていきたいと思っています。
※ 『現地公開 資料』はこちら → 【 PDF/924KB 】
|
|
|
河内長野市 高向遺跡発掘調査 『現地説明会』 を開催しました。
令和5年10月25日(水)の午後2時から4時まで、河内長野市の高向遺跡で現地説明会を開催しました。
高向遺跡は、河内長野市高向・上原地区土地区画整理事業に伴い、河内長野市教育委員会と当センターによる発掘調査を令和5年3月から実施しています。
当日は晴天に恵まれ、平日にもかかわらず、86名の方々に来場いただきました。
※ 『現地説明会 資料』はこちらから → 【 PDF/1.67MB 】
|
|
|
「関西考古学の日2023」を開催します(令和5年9月~11月)
上垣内遺跡 発掘現場の『現地公開』を開催しました。(5/27終了)
令和5年5月27日(土)に、寝屋川市 上垣内遺跡で現地公開を行いました。
当遺跡では、枚方富田林泉佐野線(都市計画道路 梅が丘高柳線)の建設に先立ち、令和5年4月より発掘調査を行っています。
現地公開では、見つかった7世紀前葉の両袖式の横穴式石室を公開しました。日差しがややきつい中でしたが、134名の参加があり調査担当者の説明を熱心に聞き入っていました。
※ 『現地公開 資料』はこちら → 【 PDF/3.01MB 】
|
|
|
|
|
河内長野市 高向遺跡発掘調査 『現地説明会』 を5月13日(土)に開催しました。
令和5年5月13日(土)午後1時から3時まで、河内長野市 高向遺跡で発掘調査の「現地説明会」を開催しました。
高向遺跡は、河内長野市高向・上原地区土地区画整理事業に伴い、河内長野市教育委員会と当センターによる発掘調査を令和5年3月から実施しています。
当日は、開始直後から小雨が降り出すあいにくの天候となりましたが、132名の方々に来場いただきました。
※ 『現地説明会 資料』はこちらから → 【 PDF/2.45MB 】
|
|
|