大県郡条里遺跡・山ノ井遺跡発掘調査現場の 『現地公開』 を開催しました。(3/18終了しました)
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今回の公開した発掘調査現場は、寝屋川流域総合治水対策の一環である恩智川(法善寺)多目的遊水地の整備に伴うもので、令和4年7月から発掘調査を実施しており、大阪府立八尾翠翔高等学校の南側に近接しています。 遊水地が計画されている範囲には、大県郡条里遺跡と山ノ井遺跡の二つの遺跡が広がっていることから、当センターでは平成23年度以降継続して調査を進めており、今回はその10次目にあたります。 最終遺構面で古墳時代初頭の墓や溝のほか、縄文時代から弥生時代の遺構も数多く見つかったことから、新型コロナウイルスの感染も落ち着いたこともあり、今回令和5年3月18日(土)に遺跡の公開を実施しました。 当日は降雨のため調査区内の遺構には水が溜まり、場内もぬかるむようなコンディションとなってしまいましたが、開始直前には雨も止み、163名という多くの方々にご見学いただくことができました。 当センターとしても久しぶりの遺跡公開となりましたが、皆さんの遺跡に対する関心の高さや、遺跡公開の必要性をあらためて実感いたしました。 ※ 『現地公開 資料』はこちらから → 【 PDF/2.85MB 】 |